ちょっと厳しいお話

先日、お休みを利用して前から気になっていた地元の定食屋さんにお伺いをしました。
定食屋さんでもっとも力を入れているのは神戸牛

テレビや雑誌にでて混んでいたお店も、最近はお客様の入りも落ち着ついてきたと店主さんはおっしゃってました。お客様は、北は北海道 南は沖縄から お客様がいらっしゃるそうです。 すごいですね
そして肝心なお肉は純国産のA5神戸牛を使用しているとのことです。

店主さんから国産A5ランクの凄さを教えて頂き、国産神戸牛のハンバーグを待つこと10分。
いざ食事へ。。。

確かにA5ランクの牛のまろやかさ や肉汁。すばらしいものがありました。

しかし
正直料理が美味しいとは思わなかったのです。
素材の凄さなど沢山教えてもらいましたが、感じな料理がいまいち。。。。
たとえどんなに良い食材を使おうと、かんじんな料理が楽しめなければ 食事の気分も下がります。

その店主さんには言わなかったのですが、私は素材のうんちくも大切だと思うけど、料理が美味しくなければ
本末転倒では。。。と思ったのです。またこの素材でこの値段はありえないと 教えて頂き勉強になりましたが
お客様へ喜んでもらえなければ 意味がなくなってしまうのではないでしょうか?

実はこの話、オーダースーツもブライダルスーツでも同じことだと思うのです。
いくら良い素材の生地を使ったとしても、お客様へ喜ばれるものをつくることが私たちの使命であり、社会貢献だと思ってます。もし自己満足だけで商品をつくるのであれば趣味でやるべきです。そしてそれは商売のプロではないと思います。

改めて気を引き締めて仕事に臨もうと思います